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理研の笹井芳樹氏自殺!その裏にあるものは? [ニュース政治]


STAP細胞論文を巡っては、小保方晴子研究ユニットリーダー(30)の
共著者として指導する立場だった笹井芳樹氏
理化学研究所の笹井芳樹 発生・再生科学総合研究センター(CDB)
副センター長(52)が自殺したとの一報に、
理研や研究者仲間らの間には大きな衝撃が走った。



 笹井芳樹.jpg

 http://dailynews2014.blog.so-net.ne.jp/2014-04-11より引用

理研の発生・再生科学総合研究センターの

30代の研究室リーダーの話によると
とても驚いている。1カ月くらい前にセンター内で見かけた時は、
だいぶ落ち込んでいる様子だった。
笹井さんほどの能力のある研究者なら、必ず再起すると思っていたのに
と言葉を詰まらせた。

一方で「笹井さんは副センター長を辞めるつもりだったのに、理研の意向でやめられなかったと聞いている。

責任をとることもできず、苦しんでいたのではないか
笹井さんは頼まれて論文の執筆に関わった身なのに、
理研はあまりに笹井さんに責任を押しつけすぎたのではないか」と話した。
 

数多くある研究不正の結末にこうした不幸も起こっているそうです。

この不幸の裏にあるものはなんでしようか?


先日放送されたNHKスペシャル「調査報告
STAP細胞 不正の深層」
の中でも「熾烈な研究費獲得競争の中で、理研が“スター科学者”を早急に生み出すために論文をほとんどチェックせずに世に送り出した実態」
などが告発されていました。

国立研究機関でも国立大学法人でも研究費の獲得競争が熾烈になっていることが、こうした論文捏造の大きな背景にあるようです。



この間、国立研究機関の多くが独立行政法人化されました。
理化学研究所も独立行政法人化されています。
国立大学も国立大学法人化されました。
そして、それぞれの主要な財源である運営費交付金が毎年削減され、
基盤的な研究費も削られ続けています。

研究者も追い詰められているという状況があるのです。



研究者は、研究費がなければ、研究はできませんし、
論文を書くこともできません。
論文を書くことができなければ、研究費を獲得することもできません。
とりわけ、競争的資金と呼ばれる公募型の研究資金を獲得するためには、
他の研究者に比べ少しでも目立たなければなりませんし、
論文を多く出版する必要があるのです。




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