ビールの出荷量が年々減少しています [暮らしの情報]
ビール系飲料の出荷数が 9年連続で減少しています。
ビール大手5社の発表(2014年1月16日)によると、ビールや発泡酒などの「ビール系飲料」の13年の課税出荷数量は、548万8999キロリットル。
前年を1%下回り、1992年以降9年連続で過去最低を更新しました。
品目別では、「ビール」が1.7%減、
「発泡酒」が6.3%減で、
「第3のビール」は2%の伸びにとどまった。
各社別ではアサヒビールのシェアが37.6%で4年連続トップに。
2位がキリンビール(34.8%)、
3位がサントリー酒類(14.7%)だった。
ビールと発泡酒の違いは?
ビールは麦芽を醗酵させて造ります 水とホップを除く原料における麦芽の使用率が、2/3以上である必要があります。
麦芽使用率が66%以下だと、ビールと同じ原料を使っていても、発泡酒に分類されます。
第3のビールとは?
第3のビールには2種類あります。
発泡酒は缶に、「発泡酒」と書かれていますが
第3のビールは、「その他の醸造酒(発泡性)①」と書かれているものと、
「リキュール(発泡性)①」と書かれているものの2種類があります。
「その他の醸造酒(発泡性)①」の方は、麦芽も大麦も使用していません。
もう1つの「リキュール(発泡性)①」の原材料には、<br />発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類),スピリッツ(小麦)などと書かれています。
発泡酒とスピリッツを混ぜているということです。
スピリッツというのは、ジンやウオッカなどの蒸留酒です
税金のちがいは?
ビールのような"発泡性酒類"の基本税率は、1キロリットル当たり22万円。
1リットル当たり220円で、350cc缶1本だと77円が税金ということになります。
麦芽比率が50%未満だと1リットル当たり178.125円、
比率が25%未満だと134.25円
麦芽比率を抑えて作ったのが"発泡酒"です。
350cc缶1本当たりの税金は約62円あるいは約47円なのです。
麦芽を使わずに作ったのが"第3のビール"
"その他の発泡性酒類"という区分があります。これだと、350cc当たりの税金は28円とさらに低くなります。
"第3のビール"メーカーでは、”新ジャンル”は庶民の味方です。
毎晩飲む者にとってはありがたい存在です。
メーカーの製品を見てみましょう
アサヒ
ビール
アサヒスーパードライ
アサヒ ザ・マスター
アサヒ ザ・エクストラ
発泡酒
アサヒスタイルフリー
アサヒ本生ドラフト
アサヒ本生アクアブルー
新ジャンル
クリア アサヒ
アサヒオフ
アサヒ ブルーラベル
キリン
ビール
キリンラガービール
発泡酒
麒麟淡麗<生>
キリンゼロ<生>
新ジャンル
キリン のどごし<生>
キリン 濃い味<糖質0>
サントリー
ビール
プレミアムモルツ
モルツ
新ジャンル
金麦
ジョッキ生
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